M. 海釜(かいふ、Caldron)

釜状にえぐられた凹地で、大陸棚上に見られる。



M1. 田山(たやま)海釜 (図VI-2,図VI-3)

41°18′N、140°15′E、水深200-344m。8km×8km。津軽海峡西口にある。[海6311]



M2. 松前(まつまえ)海釜 (図VI-2,図VI-3)

41°15′N、140°05′E。水深200-450m。東部で深い。津軽海峡西口にあり、鞍部を隔てて田山海釜の西側にある。東西14km、南北15kmで三角形をなす。日本周辺海域では最大級の海釜である。田山海釜とともに断層で囲まれる構造地形であるが、氷河期以降の強い海潮流の洗掘が加わっている。[海6658]